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    健康工房楽RAKU 介護予防筋力講習会 ('08年8月2日 10時より)
8月プレオープン(9月3日より本オープン)の長野県中野市にある『健康工房 楽RAKU』さんで介護予防筋力講習会を開催しました。  『健康工房 楽RAKU』ホームページはこちら
1階はマシンのスペース、介護予防用マシンもあります。もちろん、全て鍛錬製です。 2階がフリーウエイトのスペースです。広々としています。長野県中野市近郊の方はぜひ見に来て下さい。
「介護予防筋力」と言われても「????」とお思いの方が殆どだと思いますが、講習会の主なテーマは下記の2項目です。
   ◆『すぐに効果のでる高齢者のための
                 筋力トレーニング』
   ◆『すぐに使える介護技術』

いずれも、筋力の発揮の仕方や順番を変えるだけですぐに効果がでるものや、すぐに介護に使える技術です。

注)これ以降の写真は画質が劣ります。ビデオよりキャプチャーしたものであるためご容赦願います。
年を取ると椅子から立ち上がることが辛くなります。そこで机に手を付いて”ヨッコラシャ”と立ち上がることがよくあります。実はこの立ち方、全然楽な立ち方ではなかったのです。 上の写真のように、机の下に手を入れて立ち上がって見て下さい。
脚の不自由な人が椅子から立ちる時に補助する場合、手のひらが”上”を向いているか”下”を向いているかだけの違いで信じられないほどの差がでます
『椅子から立ち上がる』ありふれた日常動作ですが、これにも「楽な(自然な正しい)立ち方」と「苦しい(悪い)立ち方」があります。
左上の写真は悪い見本です。「脚を引いて、上体を前に倒して立ち上がる(ヨッコイショ)」年を取った人によく見かけますが膝に負担の掛かる苦しい立ち方です。子供はこんな立ち方はしません。筋力の低下から悪い癖が付いています。
右の写真は、若いころ自然に行っていた正しい立ち方に戻るように、使われなくなった筋肉を呼び覚ます運動です。高齢者や普段運動をしない女性の方ほど効果があります。直ぐに、立ち屈みが楽になります。
階段を下りる時に膝が笑う人は、この運動で直ぐに楽になります。人間レグエクステンションですね。 肩を楽にする運動です。キラキラ星を踊っているのではありません。四十肩五十肩の人は直ぐに楽になります。
自力で立てない人をベットや椅子から車椅子等へ移動させるのは大変な重労働です。介護をしている方の多くがこのために腰を悪くされているのが現状です。上の写真は椅子に座っている人(下半身不随の役)を立たそうとしているところです。これでは相当な腕力の持ち主か多人数でないと立たせることはできません。また、立たされるほうの人も苦痛です。 一番簡単な立たせ方です。正しく行えば小学生でも大人を立たせ、移動させることができます。
これは応用編です。力ずくで上に持ち上げるのではなく、この状態(写真左)から”屈伸”すれば簡単に立ち上がらせる(写真右)ことができます。力はいりません。女性でも100Kg超の男性を立ち上がらせることができます。
上手くなれは、この体勢から立たすことができます。 さらに熟練すれば、片手で立たすことができます。
ただし、これだけを見せると”トンデモ系”扱いをされるので注意が必要です。(笑)
今日、受講されていた人もやり方を教えてもらえばこの通り、簡単に椅子から立たすことができるようになります。
以上の通り、すぐに使えるテクニックが満載ですので、お近くで講習会がある場合はみなさん参加してみてください。
特に介護関連の仕事をされてる方は仕事が楽になります。